東山線車両解説

最終更新:2008/12/21

東 山線の車両を解説していきます。東山線は、現在3系統の車両が走っています。

N1000形

概 要

N1000形車両は、経年劣化が進んできた5000形を置き換える目的で新造された。製造コンセプトは、"人 と環境にやさしい車両"である。

N1000形車両の電気使用量が従来型車両(何系かは調査中)よりも約33% (?)削減された。

編成番号別解説

表組みを使用しています。転落防止 ホロ(Aタイプ)はすべての編成に採用されています。

編成番号製造年、会社仕様備考
01日本車両
2007年
い まだに車内広告はすべてN1000形の紹介広告である。(2008/5/2現在)

仕 様らんは01編成と比べて変化した仕様を記載します。

詳細仕様

ドア エンジン

残念ながら、リニアモーター駆動は見送られました。作動音は小さめで、完全に閉まった後に大 きめ作動音とほぼ同じ音の大きさの空気が抜けるような音がします。 (2008/5/2 修正)この音はあおなみ線1000系と酷似していると思います。

ドアチャイム

ド アチャイムはこれまでの営団チャイムから名鉄でよく聞くハープのような感じの音に変更となりました。しかし、音と音の間の間隔は変更されていないと思われ ます。

車掌スイッチ

車 掌スイッチはこれまで桜通線(ワンマン運転のため)と上飯田線(同じくワンマン運転のため?)にしかボタン式が採用されてきませんでしたが、交通局で初め てワンマン運転路線以外の路線でボタン式車掌スイッチが採用されました。このスイッチの特徴としては、車掌キーを入りの位置にするとランプが光り、操作が できるというのがわかりやすくなったということです。

車内案内装置

こ れまでの連結面上の設置を7000形からやめ、ドア上に設置となりました。このN1000形車両もドア上設置となります。

こ の案内板は2行表示ができるようになっていて、駅発車前は停車駅案内と行き先案内が交互に表示されます。始発や終点でどのような表示がされるかは不明で す。そして駅発車後には次駅案内が表示されます。ここまでは上段に日本語、下段に英語が表示されます。なお、これまでの形式と違い英語表示はスクロールし ません。そして駅発車後しばらくすると下段にスクロール表示で啓発広告あるいは乗り換え案内が、上段は日本語と英語で次駅案内を交互に表示します。おそら く5050形の啓発広告を内容更新したという感じです。乗り換え案内は英語と日本語両方流れます。啓発広告あるいは乗り換え案内が終わるといっ たん表示がすべて消える模様です。(特に乗り換え案内) 下段が表示されなくなるだけです(2008/5/2 変更:N1000形再乗車の際に確認した結果)。一部区間では乗り換え案内と啓発広告両方表示されます(これは5050形や2000形(これに関しては予 想)も同じです。)。(2008/5/2 追加)駅が近くなるといったん表示が消えしばらくしてから到着案内が上段に日本語と英語で交互に表示され、下段にはドアの開閉方向が英語で表示されます。 (2008/5/2 一部追加)

なお、ドアの開閉方向を示す案内板(日本語)は別の設置され、フリーパターン案内 板がない扉にも設置されています。

運転席モニタ装置

運転席には、最新 のモニタ装置が導入されました。このモニタ装置は行き先設定、自動放送の管理だけでなく、車両の状態も表示されます。

行 き先設定は、このモニタ装置で行うことになります。東山線では、この方法で設定を行うのは本形式のみとなります。前線で見た場合は、本形式のほかに上飯田 線の7000形、名城線の2000形があります。(東山線の5050形は、名城線の2000形と違い、別に設置してあるボタンで行き先を設定している。こ れは名城線よりも行き先が少ないのと途中での行き先変更が基本的にないからでしょう。)

VVVFインバータ

VVVF インバータは2レベルIGBTが採用されました。しかし、7000形のように最初の高い音がさらに高くなるといったことや停車時に高い音が低くなっていく といったことはありません。残念。

方向幕

この形式からLEDの方向幕 が採用されました。方向幕は3色LEDと思われますが、営業運転では橙色しか使用されていません。回送、試運転は赤色です。よってもしかしたらオレンジと赤のLEDの可能性があります。回送の英字表示は不明で す。

5050形

概要

東 山線に存在していた冷房がついていない黄電(100番台、200番台など)を一掃し、地下鉄の車両冷房率を100%にする目的で製造された。この車両は名 城線2000形車両を基にしているが、車両前面は5000形を基にした。また、この形式では運転台の液晶モニタは非採用である。

編 成番号別解説

表組みを使用しています。5050形は編成番号51番から開始となります。

編成番号製造年、会社仕様備考
53日 本車両
平成4年
Cs,HA
57日本車両
1994年
HA,Cs
58日 本車両
1995年
Dc,Cs,HA
60日 本車両
1995年
Dc,Cs,HA
61日 本車両
1996年
Dc,Cs
62日 本車両
1996年
Dc,Cs,HA
65日 本車両
1997年
Dc,Cs,HA
67日 本車両
1997年
Dc,Cs,HA
69日 本車両
1998年
Dc,Cs
75日 本車両
2000年
Dc,Cs,HA
76日 本車両
2000年
Dc,Cs,HA

ま だごく一部しかありません。Dc:ドアチャイムつき。Cs:車椅子スペース(車端部)あり。Nh:転落防止ホロなし。H*:ホロ*タイプ、?のときはタイ プ不明。

詳細な仕様

といってもほとんどの仕様が2000形に順ずるの で書くことが余りありません。

5000形

概要

[作 成中]

編成番号別解説

表組みを使用しています。

編成番号製造年、会社仕様備考
03日 本車両
昭和53年
Nh,T
04未 調査第二期女性専用車両ステッカリニューアル車 (2008/5/13)
09日 立
昭和57年
Nh,Tテープが早い (2008/5/23現在)
13日 本車両
昭和59年
Nhラッピング車両 (2008/5/14現在)
21未調査Nh,LED,G第一期女性専用車両ステッカリニューアル車(2008/5/8)
22未調査Nh,LED,G第一期女性専用車両ステッカリニューアル車(2008/5/8?)
23日 本車両
平成2年
Nh,LED,G

ま だごく一部しかありません。Nh:転落防止ホロなし。H*:ホロ*タイプ、?のときはタイプ不明。T:テープ。G:音声合成。

詳 細な仕様

車内案内装置

この装置は日本語しか表示できない。しかし、 6000形のそれと違い、スクロールができる模様である。

横揺れ

この 件に関して交通局の公式ページ内のFAQページに掲載された情報を引用すると

>東山線では、名古 屋・伏見間に急カーブがあり、旧形式の車両では、その通過性能に重点をおいた設計としているため、逆に一部の直線区間で横揺れが発生しやすい構造になって います。

とのことです。このことからして、設計の段階で直線区間の横揺れをほとんど考慮に入れなかったということ になります。

でもどうして急カーブの通過性能を上げると横揺れしやすくなってしまうのでしょうか。このあたりにつ いては後日顕彰します。

以下作成中...

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